この度、世界中のプログラマー達に利用されているプログラミング言語Ruby（ルビー）の創始者、まつもとゆきひろ氏が、バルテスグループ技術顧問として就任したことをお知らせします。

【就任の背景】
バルテスは2004年の設立以来、品質向上のトータルサポート企業として、ソフトウェアテストを始めとした様々な品質向上支援サービスを提供しています。テスト自動化ツール「T-DASH」やテスト管理ツール「QualityTracker」を始めとした、開発の効率化を支援するツールの開発・提供も行っており、私たちは、日本を代表するテスト専門企業として、ソフトウェアの品質を向上させ、安心安全なICT社会を実現するという使命を担っています。また、その使命を全うすべく、日々進化するIT技術に対応するため、これまで培ってきた豊富な経験とノウハウに加え、常に最新の技術を取り入れながら、提供サービス・ツールのアップデートをしていく必要があります。

そこでこの度、当社は技術顧問として、世界的なプログラミング言語“Ruby(ルビー)”の生みの親であり日本を代表するプログラマー、まつもとゆきひろ氏を、バルテスグループにお迎えする運びとなりました。長年の経験と高度な技術知識を持つまつもとゆきひろ氏には、当グループ内における社内教育はもちろんのこと、保有ツールへの技術的なアドバイス、当社主催セミナーへの登壇などを強力にサポートしていただきます。

【まつもとゆきひろ氏　プロフィール】
プログラミング言語Rubyの創始者。一般財団法人Rubyアソシエーション理事長。ほか複数社のフェロー、技術顧問を務める。島根県松江市在住で、Ruby開発の功績から2009年に同市の名誉市民にも選ばれ、2012年には内閣府より「世界で活躍し『日本』を発信する日本人」の一人に選ばれている。

【まつもとゆきひろ氏　コメント】
RSpecなどによりBDDをリードし、Ruby on Railsがその登場した最初の日からテストフレームワークを整備するなど、昔からRubyコミュニティはテストに関して積極的に活動してきました。私(たち)が提供できるテストや生産性に関する知見や、またRubyやプログラミング全般に関する情報などは、ソフトウェア品質の向上を目指すバルテスHDとの相性が良いのではないかと考えました。
バルテスさんとご一緒にソフトウェア開発産業全体に貢献できることを目指していきます。

【バルテス・ホールディングス株式会社　代表取締役会長 兼 社長 田中 真史コメント】
プログラマーであれば誰しもが知る“Rubyの父”であるまつもとゆきひろさんに参画いただき、大変嬉しく思います。まつもとさんの高い技術力と豊富な経験は、バルテスの主力事業であるソフトウェアテストをはじめ、ソリューション開発や当社開発子会社のサービスのさらなる向上に大きく貢献するものと確信しております。
今後も、お客様のソフトウェア品質の向上を通じて、安心・安全なICT社会の実現に貢献すべく、技術革新とサービス向上に努め、更なる事業展開を推進してまいります。