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【考察】メンタルヘルス領域におけるxR技術の可能性

xR(VR/AR/MR)技術がゲームやエンタメ以外に
メンタルヘルスに役立つ時代が来る??

皆さんこんにちは、
xRシステムを20年以上やりながら
世界中で30万人が利用するアプリ開発
クラウド「Monaca」でソムリエの称号を
2年連続で頂きました。山下です。

先日xR総合展開催されました。

先日、東京ビッグサイトで開催された
xR総合展の見学に行ってきました。

様々なxRを技術を使ったサービスが
紹介されており、非常にワクワクしました。

さて、皆さんxR、特にVRと聞くとはじめに
思いつくのはゲームだったり、アトラクション
やエンタメ要素が多いですよね?

もちろんゲームやエンタメもありましたが、
医療分野や教育分野など様々な利用用途に
xR技術が使われています。

その中で、私が普段業務でマネージメントをしていることもあり
個人的に注目したのはメンタルヘルスの領域です。

メンタルヘルスとは?

直訳すれば「心の健康」です。

世界保健機関(WHO)では「自身の可能性を認識し、
日常のストレスに対処でき、生産的かつ有益な
仕事ができ、さらに自分が所属するコミュニティに
貢献できる健康な状態」と定義しています。

心の健康状態は、自分では気づかないことが
少なくありません。

ましてや他人からも分からないことが多く、
ストレスなどが原因となって無意識のうちに
自分自身をコントロールできなくなってしまう状態が、
いわゆるメンタルヘルス不調と言われています。

メンタルヘルスに起因する代表的な精神疾患

厚生労働省が癌などの継続的な医療を提供すべき疾病として
2011年から「精神疾患」を追加して対策に力を入れている
と言われています。

代表的な疾患として下記となります。
※各症状の詳細は割愛します。
「うつ病」
「パニック障害・不安障害」
「適応障害」
「睡眠障害」
「依存症」

メンタルヘルス疾患の治療方法には、まず原因を特定
することが大切であり、働き方が多様化されて現在の
職場におけるメンタルヘルスケアも色々な対策が
検討されていることも事実です。

メンタルヘルス領域でのxR技術の可能性について

xR総合展で見学時に、VR技術を使って
メンタルヘルスを行っているブースがありました。

VR技術使って、マインドフルネス=瞑想を仮想空間上で
音声ガイダンスと主に行うというものです。

「え、VRゴーグルいる?」

これだけ聞くとそう思うかも知れませんが(笑)
VRゴーグルがもたらす効果はなんと言っても「没入感」です。

その映像がキレイ(写実的な表現)かそうでなかろうと、
現実の異なる空間が360度どこを見ても広がっているという事が
「別な場所いる」という脳が錯覚し圧倒的な没入感を生みます。

そこで、会話等のインタラクティブな体験が出来れば
さらに没入感が生まれるという事です。

そう、この「脳を錯覚」させるという事が
xR技術がメンタルヘルスにおける重要な手段(ツール)
になるのでは?と考えています。

xR技術がもたらす効果とは?

ここで、論文を紹介いたします。

「デジタル森林浴」が日々のストレスを低減する!!
―森林の環境が再現された室内体験がもたらす心身の疲労回復効果―
https://www.ffpri.affrc.go.jp/press/2022/20220301/index.html

論文のPDFはこちら
https://www.ffpri.affrc.go.jp/press/2022/20220301/documents/20220301press.pdf

図1. 安静時とデジタル森林浴体験中の生理的効果の比較

図2.「デジタル森林浴」体験前後の「気分」の比較

ポイントは
屋内で森林内の風景・音・香りを再現した
「デジタル森林浴」に、生理・心理的な
疲労回復効果がある事が分かった。

副交感神経が上昇し心拍数が低下する、
気分が改善することなどが明らかになった。

つまり、何が言いたいかというと
xR技術で別の空間をつくりあげて、体験することで
疾病前に改善が期待できるという事です。

私は医者ではありませんので、治療は出来ません。
ただ、こういう技術を使う事によって未病の段階から
アプローチ出来、予防できる可能性があるという事です。

また、ウェストバージニア大学医学部が2021年に発表した
研究によると、VRは「行動を積極的に変える力がある」
とのことです。

つまり「行動変異」です。

どういう事かと言うと、仮想空間なので現実ではない為
何度でも失敗を恐れずにトライできる。
行動を起こしやすいという事です。

また、VR空間上のバーチャルアバターと話すときの方が
心を開く可能性が高いという事が分かったようです。

つまり、現実ではなく仮想的にトライ出来ることが
様々な人の不安やストレスを軽減させることに
役立っていることが分かります。

数年前にブリガムヤング大学が行った研究
メンタルヘルス関連のアプリがユーザーの90%が
「やる気が出た」
「自信がついた」
「精神的・感情的な健康の状態を全般的に感じられた」
と研究は報告しています。

xR技術で当社が出来ること

このようにxR技術を使ったメンタルヘルスに関しては
治療等の医療目的だけでなく、その前の段階つまり、
予防や未病の状態で利用される方がニーズがあると
考えています。

このように様々は可能性があるメンタルヘルスの領域で

・xR技術を使ってみたい
・開発したいがノウハウがない

そんなニーズに当社がお答えします。

ゲームエンジン(UnrealEngine、Unity)を使った
ビジュアライゼーションシステム。

VR技術を使った体験没入型システム。
デバイスを選ばない、メタバースシステムにて
活用できるようにご提案させていただきます。

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