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XRKaigi参加レポート

先日、東京都立産業貿易センターで行われましたXRKaigiに参加しました。
参加レポートを兼ねて今年のxR技術の将来性についてお話ししたいと思います。

皆さんこんにちは、
xRシステムを20年以上やりながら世界中で30万人が利用するアプリ開発クラウド「Monaca」でソムリエの称号を2年連続で頂きました。山下です。

XRKaigiとは?

XRKaigiとは、xRやメタバースがテーマの「クリエイター・開発者のためのテックカンファレンス」です。
オンラインとオフラインがあったのですが、せっかくなのでオフラインに参加してきました。
https://www.xrkaigi.com/

ブース展示等があり、そこで最新技術の動向と体験をしてきました。
VR/ARデバイスだけでなく、センサー系もいくつかありましたので、ちょっと気になったところを紹介したいと思います。

モバイルモーションキャプチャ―「mocopi」

モバイルモーションキャプチャ―「mocopi」とは、6つの小型センサーを付けるだけで、3Dで全身をトラッキング出来るモーションキャプチャーシステム。
今までモーションキャプチャーというと、大規模なセンサーや施設がいるため一般人には到底手の届かないものでしたが、この「mocopi」は今までのセンサーに比べると比較的安価で導入できるというものです。

メタバース上でも使えるようなので、活用の幅が広がりそうです。

ミライセンス

今まで触ったことのないセンサーなのですが、振動パターン、つまり、皮膚への特殊刺激パターンにより脳内錯覚を発生させ、触った感覚や手ごたえ感をリアルに体感することが可能になります。
これらは3DHapticsと言って、触覚や力覚、つまりあたかも触っているような感覚になるセンサーの事です。

昔、開発でPhantomという力覚センサーを使って開発しましたのである程度知識は持っていました。
例えば、振動によって引っ張られたり、車のエンジンや砂利道を走行するときの振動を体感でき、車のシミュレーターにプラスアルファすることでより体験を向上することが出来るというものです。

実際に体験してみたしたが、非常に面白いものでした。
本当に車を運転しているような振動だったので、これでドライブシミュレータをやると、より体験が向上するのだろうと感じました。

VRデバイス+センサーでプラスαの体験

オンラインの需要とともにVRデバイスとその市場は急速に拡大してきたと考えられます。

ただ、3D開発に必要なセンサーというのは昔(20年ほど前)はとても高額なイメージはありました。
FASTRAKやCyberGloveなど、先ほども書きましたがPhantom、OpenHapitics等は、個人レベルで購入できるものはなかったです。

今や比較的安価で軽量なセンサーも出てきたという事であれば個人レベルでも十分に購入もしくは開発できるようになったのでは無いでしょうか?
xR技術としてもデバイスだけでなく、センサーによってプラスαの体験が可能となり、より良いシステムが作れるのでは?と期待してしまいます。

今年のメタバース、xR技術の動向について

展示会を見て、今年の動向について考察してみました。

デバイスやセンサーの市場は発展していきそうです。
BtoBとしては、メタバースやxR技術の需要は下がることはないと感じています。

それはこれまでの展示会で参画している企業を見ればわかりましたが、レッドオーシャンか?と言われると私はそうでないと思っています。

理由は、これらの市場がコンシューマー向けに浸透しているか?と言われると???だからです。
そもそも「メタバース」という言葉も内容も分かってない人が圧倒的に多いと思いますし、「1家に1台、VRデバイス!」はさすがにまだかと思います。。

だからこそ、まずはPCやスマホのデバイスでいかに体験を向上させるような仕組みが必要になっていくのではないでしょうか?

技術というより、いかに組合わせて体験を向上させる。
何かの課題を解決する、その手段となるまではまだ時間がかかると思っています。逆にそこに取り組めば、広がるかもしれません。

メタバースやゲームエンジンを使って当社が出来ること

ということで、XRKaigi参加レポートと今後について考察してきました。

このように様々は可能性があるメタバースやゲームエンジンで

・xR技術を使ってみたい
・開発したいがノウハウがない

そんなニーズに当社がお答えします。

ゲームエンジン(UnrealEngine、Unity)を使ったビジュアライゼーションシステム。
VR技術を使った体験没入型システム。デバイスを選ばない、メタバースシステムにて活用できるようにご提案させていただきます。

是非こちらまでお問合せ下さい。

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